[レポート]COP224-L: Transform with AWS Cloud Operations: From vision to reality にテクサポ目線で参加してみました #reinvent
アノテーション、テクニカルサポートチームの村上です。
11 月 28 日に参加したセッション COP224-L: Transform with AWS Cloud Operations: From vision to reality について、テクサポ目線で参加した感想をお伝えします。
なお、機能のアップデート詳細に関しては本ブログでは扱わずに、テクサポとして調査が今後どう変わるのかという視点で本ブログは執筆しています。
セッション内容
本日、確認したところ既に公式の動画がアップされていました。
テクニカルサポートや保守を担当されている方は、視聴をおすすめします!
COP224-L: Transform with AWS Cloud Operations: From vision to reality
Many organizations save time and money with AWS Cloud Operations, achieving up to a 241 percent return on investment over three years. AWS Cloud Operations helps organizations run their infrastructure and applications in the cloud, on premises, and using hybrid environments with high availability, superior automation, and proven security. In this session, hear from Nandini Ramani, VP of Monitoring at AWS, and Kurt Kufeld, VP of AWS Platform, as they share the latest innovations across AWS Cloud Operations, including cloud governance, compliance, and observability services. Explore showcases of customer transformations and discover how AWS Cloud Operations can help you accelerate development cycles and improve application availability and performance.
多くの企業がAWS Cloud Operationsによって時間とコストを削減し、3年間で最大241%の投資利益率を達成しています。AWS Cloud Operationsは、クラウド、オンプレミス、ハイブリッド環境において、高可用性、優れた自動化、実証済みのセキュリティでインフラとアプリケーションを運用できるようにします。本セッションでは、AWSのモニタリング担当VPであるNandini Ramaniと、AWSプラットフォーム担当VPのKurt Kufeldが、クラウドガバナンス、コンプライアンス、観測可能サービスなどのAWS Cloud Operationsにおける最新のイノベーションを紹介します。また、AWS Cloud Operationsがどのように開発サイクルを加速し、アプリケーションの可用性とパフォーマンスを向上させることができるのか、お客様の変革の事例をご覧ください。
CloudWatch 関連のアップデートが盛りだくさん
CloudWatch 関連のアップデートが盛りだくさんなセッションとなりました。
テクニカルサポート業務は、日々さまざまな環境を調査するのですが、今回のアップデートにより、今までと比べてより広い視点で調査が可能になりそうです。
具体的には、クロスアカウントでの CloudWatch メトリクスのアップデート、インターネットを含めたネットワークレイテンシーに注目しています。
今までもクロスアカウントでメトリクスを取得することは可能だったのですが、マルチアカウントを前提とした環境の場合は、従来より容易にメトリクスの取得が設定できる感じでした。
クロスアカウントでメトリクスを取得していただいていると、お客様ご自身でのモニタリングが楽になるだけではなく、テクニカルサポートとしてもメトリクスの比較、障害切り分けが実施しやすくなり、調査がより効率的になるのではないかと期待しています。
インターネットを含めたネットワークレイテンシーについては、お問い合わせいただく前の切り分けとしてご利用していただけそうです。
また、従来は「インターネットの遅延も本障害の可能性の一つとして考えらます」といったご案内だったものが、「インターネットの遅延によるもの」といった具体的なご案内になるかもしれません。
定期的にチェックしてただくことで、レイテンシー的に Direct Connect の利用が必要かどうかの判断にも使えそうです。
まとめ
業務と関連するセッションについての感想をつらつらと書いてみました。
帰国してから、CloudTrail Lake と AWS Config アップデートについても動画でおさらいしてみようと思います。
まだまだ、現地からテクサポ目線と旅人目線(地球 2 周してます)のレポートをお届けします!